コンビニのバイト、飲食店のバイト、店頭販売のバイト…。
これは僕が今まで行ってきたアルバイトの数々です。
その他にもまだまだあるんですが、全て共通して言えるのが「接客業」ということ。

そんな僕が最近気になっている仕事が、漢の接客業「ホスト」です！
業務内容やお給料、全てが謎に包まれていましたが、ここで引くわけにはいきません。

ということで、今回は僕が実際に大阪某所にあるホストクラブで、アルバイトをした際の体験談をお話します。

ホストのアルバイトは高時給？

皆さんも何かしらのアルバイト経験ってあるかと思うんですが、その時の時給っていくらでしたか？

僕は現在24歳なんですが、今までのアルバイトの時給は大体1,100円くらいでしたかね。
営業系のお仕事だと、仕事内容のレベルも高かったので、1,500円と高時給というのもありました。

じゃあホストの時給っていくらだと思います？
夜の仕事なので、結構高いイメージがありますよね。

ですが、残念ながらホストの時給も1,000円そこそこです(笑)
夜の仕事でキツめの仕事内容の割に、ちょっと安すぎますよね…。

…と思ったそこのあなた。ご安心ください！！

ホストは時給で稼ぐものではないんです。
自身で掴み取った売上でお金を稼ぐのです。

例えば、あなたが担当したお客様が5万円をお店で使ってくれたとしましょう。
アルバイトであれば、大体その中の20%ほど(5万円なら1万円ほど)があなたの日給にプラスされるんです。

でもね、だからといって実際にそんな高時給と呼べるほど稼げるものなのでしょうか？
はい、実際に試してみました！！

ホストとして3ヶ月アルバイトとして働いた結果

実はですね、僕には結構自信があったんです。
それは今までの接客業で身に付けた、お客様を喜ばせる技術があったから。

ですが、一つだけ懸念点もあったんです。それは嘘でもイケメンとは言えないという点(笑)

少しの不安を残しつつ、週3でホストのアルバイトを実施した結果、3ヶ月間で稼げたお給料は、、、

なんと、80万円という結果に！！

月に換算すると、約25万円ほどですかね。
週3でこのお給料はだいぶ高い方ではないでしょうか？
けど、はっきり言って業務内容的には結構きついものがありましたよ…。

先ほどホストは時給で働かず、自身で掴み取った売上で稼ぐとお伝えしましたよね。
実はホストには、アルバイトとして稼ぐ人達の他にも、正社員のようにガッツリとホストとして稼ぐ「レギュラー」と呼ばれる人たちがいます。

この二者の違いは、自身で掴み取った売上に対するバックに大きな違いがあります。
僕が働いたホストクラブでは、アルバイトが20%バックだったんですが、レギュラーはなんと40%バック。

更に新規のお客様は、必ずと言っていいほどレギュラーメンバーに流れていきます。
それはアルバイトに新規客を流しても、そのお客様がリピートで店を訪れた際に、出勤していない可能性があるからですね。
そうなってしまうと、店側は大きな損失を被ってしまうので、それを避けるため新規客はレギュラーへ流すのです。

つまりですよ。
僕がアルバイトとしてでなく、レギュラーとして働いていた場合は、もっとお給料は高かったはずなんです。

では、なぜ僕がレギュラーではなくアルバイトとして働いたのか。
その理由は拘束時間にあります。

レギュラーの場合は、自身の都合に合わせて休みを貰えなかったり、また万が一遅刻をしてしまった場合などは罰金制度があったりと、勤怠に大きな拘束が付け加えられるのです。
実は僕は恥ずかしながら、この歳になってもまだ大学に通っているので、それはなんとしても避けたかったんです(笑)

ホストのアルバイトはあり？なし？

実際にホストとして働いてみて感じたことを率直にお伝えすると、ホストのアルバイトは僕には向いてなかったですね…。
たしかにお給料は良かったです。日給計算すると2万円ほどはありましたから。

でも、お酒を飲んだり先輩のサポートをしたりなど、業務内容を考えると妥当な金額かなといったところ。
なので簡単に高時給を稼ぎたいといった方には、あまり向かない職だと思います。

ですがホストとしてガッツリ稼ぐなど、なにか目標がある人にとっては良いかもしれません。
僕は日給2万くらいでしたけど、もっと接客が上手な人だったら更に稼げますからね。

では僕の3ヶ月のホストバイト経験が、誰かの役に立ったらいいなーなんて考えながら、そろそろ終わりにしたいと思います。それでは。